みんな、テレビを捨てようよ
アメリカ大統領選挙は向こう1ヶ月位はごたごただ。
ドイツのメディアでもバイデン勝利と報じた。
週末のトランプサポーターによる100万人集会をスルー、
ホワイトハウスの国家非常事態宣言をスルー、
自分とこのフランクフルトのサーバーが押収されたことすらもスルー。
法のもとによる決定ではなくメディアが権力保持者を決定する、
それを国として公的に認定したことと同義。
日本と同様だということがわかった。
わたしは幼少期テレビっ子だったけど、
いつからか興味がなくなり見なくなった。
ダウン○ウンが嫌いなわけではないけど、
彼らが出てきたあたりから心地よくなくなった。
「東京の奴らを引きずり下ろしてやりたい」的な、
売れてからは、「どうだ!こっちが天下獲ったぞ!」的な。
どこかの勢力が最高の戦力としてのダ○○○○ンを押し上げて、
天下を獲ってやったというような、
なんともいえない威勢の強さがどうしようもなく画面からにじみ出て、
うっすらと心地が悪かった。
もちろんだけど、
二人が本当にすごく面白かったから大衆から圧倒的に支持されたのだし、
それは疑う余地ない。
ただ個人的にあまり好きでなかったのは、
理不尽ネタというのか知らないけど暴力的ないじめ然のネタ?は
またこれも特性なのかもしれないけど、
学校のお友達がテレビの話題で盛り上がってる時間が理解できなかったんだよね。
昨日のお笑い番組を再現することのなにが楽しいのかわからないのです。
高校生位からはまわりに合わせる事が本当に出来なくなり
発達障害的ぼっち人生を突き進んでいる。正直寂しい。
ADHDは人が嫌いなわけではないので。
社会に笑いを提供してくれる芸人さんの芸は、ネタ・漫才で見るのが一番いい。
アホでバカみたいなバラエティ番組での扱われ方は、
真剣に芸に向き合ってる芸人や芸能人にとっては、
もはや価値を下げる仕事である時代がもうはじまってるんだけど
制作する側には当然関係ない。
良質な芸能や情報を視聴者に提供するなんてこと、全然考えてないから。
消えたとか干されたという言葉で表現される芸能人の一部は、
テレビを見限った聡明な人々なのだと思う。
今、世界で何が起きているのかを世に知らしめるのが使命であるはずの、
民主主義を礎にしてるはずの報道はテレビでは絶滅しているようですね。
ここドイツも例外ではなく、
元ネタをそのまんま自国語に翻訳してテレビ・ラジオで流しているだけで、
失望させられる。
ホロコーストの反省を見せ続けることは、
あちらさんの不都合は報道しない契約をしたということかね・・。
善を行うために信仰があるのではないのか。。
善の心を利用した魔性に食いつぶされるままでいいわけない。
何百年戦争するんだよ。
自分たちにとって邪魔なものを排除する活動をしながら、正義の皮をかぶっている。
公然と全国に全世界に配信しているこの異常さ。
こんなものを日々見せられて、黙っていてはいけないよ。
真逆のところに真実があるって、なんのための報道番組なんですか。