ドイツでだいぶうつになってます

東京産まれ東京育ち。小学生の息子ふたり。思ってることを書き留める。

マウンティングする人

現職についてからもうすぐ○年。

入社直後からうっすらとストレスに感じていたことが、

最近はっきりと不快感に変わってきたので気持ちを整理するために書く。

 

いわゆる「マウンティングする人」が近くにいる。

この、Aさん(とする)はそのやりかたがよくいえば熟練。

具体的には、その場にいない人やものについての見下しやほのめかし。

核心の部分の寸止めラインまでを発言して、素早く反応を見る。

そもそも意図的に核心をぼやかせているので、

周りは曖昧に薄ら笑いや苦笑いをするしか無い。

すると、Aさんの中ではGo。

にやにやしながら失礼な発言をする。

多くの人の薄ら笑いが消えかけて、えっ・・となる。

少し上の立場の人が同席していれば「それひどいなー」とか言って諌める。

Aさんは笑いながら「そうかなー」とか言ってる。

この一連の流れは、

Aさんの脳内では「みんな笑ってたし同意してた」に変換される。

 

実際の話し始めが結構地味なので、

目くじら立てて強い反応する人の方が大げさ、という図式になる感じでやる。

話しているときの表情は、わくわくしているのが隠しきれないという感じで、

楽しそうなのだ。

うわさ話や人の不運に浮き立ち、あまつさえ職場の人間と共有して楽しもうとする

あざとさに嫌悪感。

実年齢とのギャップで余計にちっぽけな人に見えてくるのだ。

そして

辛く感じるのは、

自分の実力ではこんな人が上に立つ会社にしか就職出来ないのだから仕方ない我慢するしか無いのだ、という思考に入ってしまうこと。

ドイツ市場で仕事を探したくて勉強しているがそれはまた別の話。

 

とにかく私もあからさまに否定せずにやり過ごしてきた結果、

最近、体が拒否反応を示すようになりかなり苦しくなってきたので

「周りを下げて自己肯定感を高める人」の記事を探して心理的なことを学んでみた。


他人との比較によって快感を得る。

自分が勝っていると思うことで「自分はすごい」という

ナルシズム的な幻想に浸って悦に入る。

それが快感なので他人へのマウンティングが止められない。

なるべくたくさんの軸で他人に勝っているかどうかを確認したいので、

相手の個人情報を欲しがるので人との距離感がおかしくなる。

失敗することを避け、確信のもてる行動だけをする。

 

読んでみると、自分も無意識にこのような心理状態になる事がある。

他所の事情を聞いたり読んだりして少し安心したり。

我ながらかっこ悪い。

耳に入ってきた他人の事情と自身のそれとを比較して気持ちが上下することは誰でも多少はあると思う。

しかし

Aさんのように意図的に戦略的にやり続けるとなんとも言えない毒気が出てくる。

なによりかっこ悪い。自分も本気で気をつけようと思った。

気をつけるって?つまり自分が自信を持てるように努力するしか無い。

 

そして、今後の対策をまとめてみた。


話題を掘り下げない。
話題を変える。
反応しない。
席を立つ。

 

自分や自分の大事な人を貶す発言をされたら絶対に我慢しない。

「発言オウム返し」・「これはどういう意味ですか?」・「不快です」

で返す。ゆるしませんよ。